帆船模型に再挑戦

趣味の王様(本当か?)帆船模型製作に再挑戦する記録

LGL22 をいじってみる root編

LGL22をはじめとしたスマートフォンのOSはAndroidです。
Androidはそもそもオープンソースで、自由に改変ができるはずですが、
各メーカーはそうさせないように制限を設けています。

この制限を解除してスマホを自由に改造しようというのが
root化です。
rootは機能に制限のないスーパーユーザーを意味しています。

注意!!! root化するとメーカーの保証・サポートが受けられなくなります。
      スマホが起動できなくなったりデータが失われたりする可能性があります。
      すべて自己責任です。

0)準備
PC編で説明したとおり、LGL22は
デバイスマネージャーで
Android Device AndroidNet Sooner Single ADB Interface
と認識され、USBデバックが有効になっていることを確認してください。

1)g2 support tool
先人の業績を利用させていただきます。
https://github.com/kbc-developers/g2_support_tool/releases

Source code zip(g2_support_tool-2.0c.zip)
を入手します。
7-Zipなどで解凍してください。

2)runme_kk
g2_support_tool-2.0cを開き
runme_kkをダブルクリックして実行します。
runmeは以前のバージョン用なので間違えて実行しないでください。
注意書きが英語で表示されます。まだ引き返せます。
実行を中止する場合はコマンドのウィンドウを閉じてください。

3)runme_kk実行
なにかキーを押すと実行されます。
途中で端末が何回かリブートします。
そのまままって、エラーがいっぱいでていますが
Done! Enjoy!と表示されれば終了です。
ウィンドウを閉じてください。

4)adb shell
接続した状態で アクセサリからコマンドプロンプトを立ち上げます。
adb shell
でLGL22に入ります

C:\Users\honya>が
shell@g2:/ $
とかわります。

5)スーパーユーザーリクエスト
shell@g2:/ $ su
と入力すると
LGL22の画面で
SuperSU アプリが起動し
スーパーユーザーリクエスト
ADB shell
と表示されるので
10秒以内に 許可 をタップしてください。

PCのコマンドプロンプト

shell@g2:/ #
と変化すればOKです。rootになれています。

5)reboot
shell@g2:/ # reboot
とすると再起動されますが、
再び
adb shell, su
とするとrootになれます。一時的なrootではなく恒久的なroot権限が得られています。